こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
今回は、「妊娠しやすい身体つくり~9つのコツ」
の二つめのテーマである、「体温を上げ、基礎代謝を高める」
について解説致します。
【妊娠しやすい身体作り~9つのコツ」
●食生活の見直し~身体を温める食事/冷やす食事
●体温を上げ、基礎代謝を高める
●足湯・半身浴
●服装・室内環境の見直し
●有酸素運動の進め
●サプリメントの摂取と見極め方
●漢方治療
●経絡(ツボ)刺激・鍼灸治療
●心の調和とイメージングの力
身体の体温が高ければ、必ず妊娠できるというわけでは
ありませんし、生まれながらに低体温体質の女性もおります。
ただ、低体温体質でも「きれいな基礎体温表」を描いていれば、
妊娠できた女性は過去に数多くおります。
現代医学の研究において、平均体温を上げることで、
ウイルスや細菌への抵抗力(免疫力)が向上し、病気になり
にくくなることがわかってきました。
風邪をひいたとき、身体の体温が上昇する理由は、体内に入った
ばい菌を体の外に排出しようと戦っているからです。
又、体温が低いと基礎代謝が低下し、血行が悪くなるため、
ホルモン分泌が乱れやすくなる傾向にあります。
そのため、「低体温体質を克服し、身体の平均体温を高めることにより、
妊娠しやすくなる」というのが一般的な見解でもあるのです。
基礎代謝が悪い原因として、「偏った食生活」、「乱れた生活習慣」、
「夜更かし、不眠」などがあげられております。
不摂生な生活をしている人の基礎代謝量は、正常な人と
比べると15~30%低下しているそうです。
そして、体温が1度上がることで、基礎代謝量が大幅に向上
することが解明されております。
基礎代謝が向上することによって、新陳代謝が改善し、
若返りやダイエット効果も期待できるのです。
このような背景から、妊娠を希望している女性だけでなく、
妊娠を特に希望していない一般の女性の間でも、基礎代謝を
高めようとする女性が増えております。
生まれつき、低体温だからといって諦めることはありません。
基礎代謝を高める工夫をすることで、低体温体質を
改善することが出来るのです。