こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
不妊症にはいくつかのタイプがあることをご存知ですか。
「一人目が授からない」
「二人目が授からない」
「高齢なのでできない」
「夫(男性の側)に原因がある」
「流産の経験がある」
などのように、不妊症のタイプ(種類)は様々です。
不妊は高齢の人だけの悩みではありません。
前回の記事でも解説したように、不妊症は若い夫婦
の間でも増えているのです。
ここで、不妊の原因の割合を男女別に分けて
示してみました。
●女性に問題あり 29%
●男性に問題あり 31%
●男女ともに問題あり 28%
●原因不明 12%
上記の数値を見ますと、不妊の原因は女性だけ
でなく男性にも約半数占めております。。
女性の側に問題がなくても、男性に問題がある場合には、
男性を治療しなくては何の解決にはなりません。
そして、男女ともに問題がある場合には、男女二人の治療を
受ける必要があります。
不妊症は、女性の問題と思われがちで、
不妊の原因を女性のせいにされがちです。
そして、女性の方も「不妊の原因は、自分に問題があるのでは」
と、思い悩んでしまう傾向にあります。
ただ、不妊の原因を全て女性の側に押しつける
考えは、やはりどうかと思います。
最近の調査においては、男性不妊の割合が年々
大きくなっているという調査結果も出ています。
男性は、なかなか「自分が不妊の原因だ」とは理解して
くれないと思います。
それでも、一日も早く子宝に恵まれたいとお考えであれば、
夫を説得して、一度は専門医による検査をお受けになられることを
お勧めしています。
夫に過度なプレッシャーをかける必要はないですが、
子どもができた幸せいっぱいの家庭のお話をして、
夫をうまく納得させるのも一つの手段かと思います。
(続く)