こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
前回では、以下4タイプの「高度生殖医療」について解説しました。
【高度生殖医療の種類】
■顕微授精
■接合子卵管内移植(ZIFT):ジフト法
■卵管内配偶子移植(GIFT):ギフト法
■体外受精-胚移植法
上記の高度生殖医療はさらに細かく分けることができます。
例えば、顕微授精は、ICSI(イクシー)法
(卵細胞質内精子注入法)、PZD法(透明帯開孔法)、SUZI法
(囲卵腔内精子注入法)に分けることができます。
ただ、現時点では、最も妊娠率が高いとされるイクシー法が
中心的な治療法になりつつあります。
そのため、顕微授精は一般的にイクシー法であると認識されております。
また、ジフト法とギフト法は、高度な手術を必要とするため、
体外受精-胚移植と比較し、治療ができる医療機関が限られています。
このような背景から、日本においては、体外受精と、顕微授精
(イクシー法)が中心的な高度生殖医療となっております。
一般的に高度生殖医療として最初に行われる治療は体外受精です。
体外受精で妊娠できなかった場合に、次のステップ
として顕微授精が行われるパターンが一般的な治療ステップ
になります。
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高度生殖医療は、タイミング法や人工授精などの一般不妊治療
と比べて、卵子と精子が直接出会うため、受精する確率が高まる
ようになります。
しかし、体外受精、顕微授精などの高度生殖医療を初めて
お受けになられる女性にとっては、プレッシャーがかかり、
不安を抱えると同時に勇気も必要になります。
お金もとてもかかります。
しかし、そこまでして、高度生殖医療をお受けになる女性が
増えている背景には、
「不妊に悩んでいる夫婦が年々増えている」
「高度生殖医療が進歩して、成功率が徐々に上がっている」
ことが起因していると思われます。
高度生殖医療は、日本にとっても世界にとっても、
欠かすことのできない不妊治療法としてその地位を確立しつつ
あるのです。
すずらん鍼灸院
大島宏明
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