こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
前回、理想的な基礎体温グラフを解説しました。
基礎体温を測る目的は人それぞれですが、
一番多い目的は、子宝のためと思います。
今回は、子宝に恵まれるためのタイミングについて
説明します。
心身ともに健康な状態であれば、基礎体温は、
次のグラフのような波形を描くようになります。
「タイミング法」、あるいは「妊娠しやすいタイミング」
という言葉を耳にされた女性も多いと思います。
タイミング法とは、あらかじめ排卵日を予測する方法
のことを言います。
タイミング法を取り入れることで妊娠する確率が上がるため、
不妊治療で最初に行われる治療法として知られています。
また、タイミング法は、ホルモン剤などの薬の投与を行わないため、
副作用の心配がない自然妊娠法とも言われています。
実は、このタイミング法を実践するために必要になるのが、
基礎体温グラフになります。
なぜんら基礎体温グラフを付けることで、排卵日をある程度
予測することが出来るようになるからです。
もう一度、先ほどの基礎体温グラフを見てみますと、
低温期と高温期の境目付近で体温が陥落している部分が
あります。
この体温が陥落したときに、通常、排卵が行われる
ようになります。
妊娠する確率が最も高くなると言われている日は、
この排卵日の2日前から、排卵後の3日以内と言われています。
(続く)
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