こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

「不妊治療ってどのようなことをするの?
どこの病院に行けばよいの?」

これまでに不妊治療の経験がない方なら、始めは
不安に思われるかと思います。

一般的に不妊治療は、婦人科や産婦人科、
不妊専門のクリニックで行っています。

他にも鍼灸、漢方、サプリなども、不妊を
克服する方法として知られています。

できるならば、病院に通うことなく自然妊娠を
実現したいというニーズは数多くありますが、
これらについては、後日解説したいと思います。

今回は、基本編として婦人科による不妊治療の内容
について解説したいと思います。

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婦人科での不妊治療には、いくつかのステップが
あります。

もちろん、不妊の原因によって治療方針が変わることが
ありますが、一般的に行われる不妊治療のステップは
次の通りとなります。

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【不妊治療のステップ】

タイミング法

人工授精

高度生殖医療

婦人科では、基本的な検査が終わった後、
身体に負担の少ない治療法から段階的に行っていきます。

【タイミング法】
基礎体温表をつけて排卵日を予測し、
妊娠しやすい時期に合わせて性交渉を行います。

【人工授精】
タイミング法を行って妊娠できなかった場合、
あるいは生殖器官に異常がある場合に行う治療法。
人為的に良好な精子を選別し、それを子宮内に入れて
妊娠を実現します。

【高度生殖医療】
人工授精を行っても妊娠できなかった場合に行う不妊治療。
体外受精と顕微授精があり、通常、体内で行われる受精を
身体の外で行わせ、その後、受精卵を
子宮内に移植します。

これらの3つのステップで最もポピュラーなのが
タイミング法です。

タイミング法は、タイミングを合わせて妊娠を
実現する方法で、自然妊娠に分類されます。

精神的にも経済的にも負担が軽いので、不妊治療として
最初に行うことが出来る治療方法です。

ステップが進むほど高額になり、高度生殖医療においては、
保健適用外となり、高額の費用がかかる
ようになります。

ただ、高度生殖医療においても、必ず妊娠できるとわけでは
ありません。

高度生殖医療における技術は年々高まっているものの、
成功率は30%にも満たないと言われています。

又、先生の腕にも個人差があり、成功率が30%を
越えると腕が良いということで評判になる傾向があります。

(次回に続く)