こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
今回は、自律神経と妊娠の関係を説明する前に、
自律神経の基本的な働きについて解説します。
自律神経とは、自分の意思や思いに関係なく働く神経を言います。
例えば、睡眠中にも心臓から酸素や栄養分を身体全体に送ったり、
食べたものを体内で消化したりします。
これらの働きは、自分の意思でコントロールしなくても
自然に働くようになります。
この自律神経の働きを大別すると、「交感神経」と
「副交感神経」になります。
交感神経は、人間が活発に活動しているときに
働く神経のことをを言います。
これに対し、副交感神経とは、眠っているときや
リラックスしているときに活発に働く神経を言います。
この二つの神経の働きは、常に同時に働いている
というよりも、シーソーのような関係にあります。
つまり、交感神経が活発に活動しているときは、
副交感神経の働きは抑制している状態にあります。
逆にリラックスしている状態や眠っている時は、
副交感神経が活発に働き、交感神経はお休みして
いる状態にあります。
この二つの神経がバランスよく働くことによって、
人は健康的な生活を過ごせるようになります。
ここで、交感神経と副交感神経の働きを簡単にまとめて
みました。
■交感神経が活発に働くとき
・仕事、家事など活発に働いている
・激しい運動をしている
・強いストレスを感じている
・会議などで活発な議論をしている
■副交感神経が働くとき
・リラックスしている
・睡眠中
・有酸素運動(ヨガ、腹式呼吸、ストレッチ)をしている
交感神経は、活発に活動しているときに働くことから
「活動神経」と呼ばれ、副交感神経は、休んでいるときに
働くことから「リラックス神経」と呼ばれています。
次回は、交感神経、副交感神経の具体的な働きについて
説明していきます。
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